NHK『あさイチ』で「料理酒鍋」が紹介されて話題になりました。だしいらず、体もあったまるといいところだらけ。栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本! といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々です。第11回は「鶏ムネ肉の塩昆布酒蒸し」です。
本日のメニュー
「鶏ムネ肉の塩昆布酒蒸し」
鶏ムネ肉はパサパサしているというイメージがあるせいか、好き嫌いが分かれがちです。
わが家でも、夫に「今日はムネ肉」と言うと、ちょっと残念そうな顔をされるので、言わずにこっそり出すようにしています。結果、美味しければオールOK! とにかく、鶏ムネ肉=パサパサというイメージを打ち破ることが大切なのです。
とはいえ、唐揚げやフライは別として、せっかく脂が少ないムネ肉を、こってりオイリーにするのもなんだか悔しい……。そこで、今回は、電子レンジで、しかもノンオイルで、ムネ肉をしっとり仕上げました。少しだけコツをおさえれば、あとは電子レンジにおまかせの楽チンレシピです。
それでは、いざ、酒蒸し。