気になる情報は問診の前に伝える
また、問診の中でお腹の触診を行うこともあります。
こちらは、例えば肝臓が大きくなっていたり、肝臓の逆側にある脾臓が大きくなっていたり、お腹に何かできものがないか確認する作業なのですが、異常が見つかることはほぼありません。
このように、医師の問診や身体診察の中で、多くはないものの、異常が見つかることはあります。
もし普段から気になる症状がある場合は、情報として伝えておきましょう。何かの病気の早期発見につながるヒントになるかもしれません。
※本稿は、『人間ドックの作法』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
『人間ドックの作法――心構え、受けるべき検査、検査結果の見方など』(著:森 勇磨/中央公論新社)
現役医師YouTuberによる「人間ドックの正しい使い方」。『予防医学ch/内科医監修』の管理人であり、ベストセラー『40歳からの予防医学』著者でもある森勇磨氏の最新書下ろし。
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