高いパフォーマンスを発揮するには

人の体は、活動的な日中はおもに交感神経が支配し、リラックスする夜間はおもに副交感神経が支配しています。このように相反するふたつの自律神経が、交互にバランスよく体を支配することで正常な身体機能が保たれているのです。

自分の心と体をもっともよい状態で働かせ、人生のすべてをうまくいかせようとするならば、「交感神経と副交感神経の両方を高いレベルで安定させる=自律神経のバランスを整える」ことが、なにより大切なのです。

『整う力 ─ ちょっとしたことだけど効果的な78の習慣』(著:小林弘幸/興陽館)

このバランスがみだれると、体調を崩しやすくなったり、実際に崩したりしてしまいます。

逆にいうと、このふたつの神経が、バランスよく安定している状態が「もっとも体調がよい」と感じるときです。

その状態のときに、人間は高いパフォーマンスを発揮できるのです。

では、どうすればバランスの整った理想的な状態を保てるのでしょうか。