もう一回、生き直すくらいの時間が残されている

どんな事情があったのかはさておき、高齢といわれる年代になってから「ひとり」になったあなた。

やりたいことはいろいろあるけれど、「でも時間がなあ……」「もう若くないし……」などと諦め気味かもしれません。

単純計算では、もう一回、生き直すくらいの時間が残されているということです(写真提供:Photo AC)

しかし、あなたのこれからの人生に時間的な制約はありません。

人生は八十年時代から百年時代へと移り変わりつつあります。

現代のシニアは、まだまだ想像以上に長い残り時間を与えられているのです。

ざっと計算すると、これからの時間は10万時間もあるのです。

10万時間というのは、20歳から60歳まで働いた場合の総労働時間とほぼ同じだといわれています(現役時間は一年250日、一日10時間働いたとして計算。定年後は60歳から80歳まで、一日から睡眠時間を引いた14時間を自由に使える時間として計算)。

単純計算では、もう一回、生き直すくらいの時間が残されているということです。