免疫力がアップする!? 温度によって変わる緑茶の効果

緑茶の茶カテキンには、免疫力アップに役立つ2つの成分が含まれています。

それが「エピガロカテキン(EGC)」と「エピガロカテキンガレート(EGCG)」です。

エピガロカテキンは免疫細胞のマクロファージを活性化する作用が非常に強く、粘膜免疫系の働きをよくすることから病原性大腸菌のO-157や水虫の原因菌などにも効果があるといわれています。

一方、エピガロカテキンガレートは強力な抗酸化作用が特徴。

その効果はビタミンCの数十倍とされており、免疫力を高め、老化を防ぐ効果も期待できます。

また、ヒスタミンの放出を抑える作用もあるため、花粉症などのアレルギー症状にも有効です。

さらに、高い抗ウイルス作用もあるとされており、高濃度の緑茶でうがいをすることは、インフルエンザなどの風邪予防にもなります。