京都人はケチ?

そもそも「京都人の性質」、そして「始末」とは具体的にどんなことを指すのかをあらためて調べてみました。

京都在住の方が書いたある本には、「京都人は派手なことを嫌う気質がある。正確にいうと、決して派手が嫌いなのではなく、目立つことをして周囲と軋轢が生まれるのを避けたいと考えている」と記されていました。

京都について詳しく知るために本を手に取って(写真:著者)

加えて、「京都人はムダなものは買わない」ともありました。東京人だってムダなものは買わないと思うのですが、もしかするとムダという認識の範囲が違うのかもしれません。

読み進めると、京都人は「人が買っているからと流されて、なんとなく欲しいからと買ってしまう」といったことが少なく、何が欲しいか・なぜ欲しいかがより具体的にあり、徹底的に吟味する傾向にあるそう。それで結果的に「ケチ」との印象も抱かれがち、とのことでした。

実際、Jタウンネットの「ケチが多い都道府県といえば、どこ?」という読者アンケート(総得票数:3546票/2019年9月19日~11月6日の期間)の結果でも京都は3位にランクインしていました。なるほど。