自分ができることをする

きょうだいから「お金だけ出すなんて、そんな勝手な話ある!?」と言われるかもしれませんが、そこは自分の気持ちをきちんと説明しましょう。「昔から親とうまくいっていないのは知っているはず。だから介護はどうしてもできないの。でも、自分ができる範囲で金銭面のサポートはしたいと思っている」と。親へのわだかまりはあるけれど、育ててもらった恩は忘れていない。だから、できることはするという意思を伝えるのです。もしも「毎月1万円を出すのが精いっぱい」という状況ならば、それも必ず伝えておきましょう。介護期間が長くなることも考えられますから、負担できる金額の上限を明確にしておくことも大切。無理をするとあとが続きません。

1つアドバイスを加えるとしたら、お金は手渡しではなく、きょうだいの口座に振り込むようにしましょう。「口座振り込みなんて、他人行儀だわ」と思うかもしれませんが、身内だからこそきちんとすべき。「払った」「受け取っていない」というトラブルにならないとも限りません。それまで悪くなかったきょうだい仲にヒビが入らないように、面倒ではあっても形式的に進めたほうがいいのです。最初に、「ちゃんと分担したいから口座に振り込むね」と言っておけば、無用なトラブルは避けられます。

もちろんお金のサポートだけでなく、介護サービスを調べたり、ケアマネジャーさんとの調整を行ったり。親と顔を合わさずともできることはいっぱいあるはずです。

一方、親の立場からすれば、「親を見捨てるのか」と腹立たしく感じるかもしれませんが、そういう子どもに育てたのはまぎれもなく親である自分。その結果は甘んじて受け止める必要があるでしょう。それに、金額に関係なく介護費用を出すのは親への気持ちがある証拠です。たとえ顔を見せに来なくても、その子どもの気持ちには気づいて感謝したいものです。

前回「江原啓之「本家の墓を受け継いだ。墓じまいをしたいが親戚が納得しない。生きてる人間と揉めるより、受け流して〈なるようになる〉気持ちで待つ」を心がけて」はこちら


お祓い箱 浄』 2022年11月30日発売 

「お祓い」習慣で新しい一年を心丈夫に!

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大好評の「お祓い箱」には自身を護り、
安心して暮らすための必需品が詰まっています。

今回の特典は、江原啓之プロデュースの特製しきみ線香。
天然のしきみを原料にした香り高い一品で、
その香りとともに穢れを祓い、周囲を浄め、除霊効果も。
『お祓い箱 浄』ならではの貴重なお祓いアイテムです。

お祓い塩は、戸田(静岡県沼津市)の美しい海水を利用した特級品。
浄化のエナジーに満ち、様々なシチュエーションで使用できます。

ベーシックアイテムとして厳選された品々は、
「お祓い」習慣に欠かせないもの。
最強の安心を引き寄せるベストセレクションです。
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・穢れを祓うための神具「竹幣」
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・音自体がお祓いになる「鈴」
・身代わりに穢れを祓う「人形」や「ペット型」「車型」
(使用方法は、冊子にて詳しく紹介しています)

あなたも気軽にできる「お祓い」習慣で、
新しい一年を心丈夫に過ごしましょう。