広島県尾道市の山間の町で、畑仕事をしながらひとり暮らしをしている石井哲代さん。朝起きてから夜寝るまで、やるべきことはたくさんあって、哲代おばあちゃんの毎日は忙しい。続けることで、まだまだできるという自信につながり、健康のバロメーターにもなるという7つの秘訣を紹介します(構成=野田敦子 写真提供=中国新聞社)
【秘訣1】毎朝いりこの味噌汁を飲む
26歳で嫁いでから毎朝欠かさず、いりこの味噌汁を作っています。
鍋にひしゃく1杯の水と、頭をとって小さく割いたいりこを6匹。煮立ったら、季節の野菜を2、3種類加え、煮えたところで味噌を溶いてできあがり。卵をぽちゃんと落として半熟にしたのもおいしいですねえ。
いりこは、出汁をとるだけでなく具としてもいただきます。今朝も味噌汁の支度ができました。まだまだやれると思わせてくれる大事な1杯でございます。
【秘訣2】こつこつ脳トレに励む
ずいぶん前から新聞に折り込まれている脳トレちらしで漢字の書き取りをしたり、算数ドリルで計算問題を解いたりしております。たいてい100点でございますよ。
新聞や本を読むとき、わからない言葉があったらすぐに辞書で調べるのも長年の習慣です。師範学校でたくさん練習したオルガンもいいですねえ。
そうそう、弥生さんの家に電子ピアノがあるの。「千の風になって」や「上を向いて歩こう」の弾き語りもできますよ。