意外に無添加のものが多い「カステラ」

「あのふわふわした食感が好き」という人も多いでしょう。

カステラの原材料は、卵、小麦粉、砂糖です。これだけでつくれるので、家庭でもできます。

『新版「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物』(著:渡辺雄二/大和書房)

市販のものでも、写真の井村屋の「ふんわりカステラ」のように、ほかに水あめやざらめ糖、バター、もち米あめを加えただけの製品があります。

無添加なので、私もときどき食べます。味も気に入っています。

しかし、残念ながら市販のカステラの中には、膨張剤や乳化剤を添加した製品も売られています。

大量に生産するためには、これらが必要なのでしょう。

膨張剤は、重曹(炭酸水素Na)をメインに数品目を組み合わせて使われることが多くなっています。

毒性の強いものは見当たりませんが、食べたあとに重曹などの独特の味が口に残り、胃に刺激をうけることも。

乳化剤は、水と油など混じりにくいものを混ぜ合わせるために使われますが、不安なものもあります。