弱った副腎の機能を回復させる6つの習慣

腸の炎症を抑えたり、心や体のストレスを解消するなどして、副腎の疲れを一掃しましょう

<習慣1>

良質の油をバランスよく摂る

炎症を抑える作用のあるコルチゾールが不足すると、腸粘膜が荒れやすくなる傾向があります。

「良質の油を積極的に摂りましょう。しそ油やえごま油、亜麻仁油、背の青い魚に含有されるオメガ3系の不飽和脂肪酸には、腸粘膜を守る働きがあります。また、肉やバター、ココナッツオイルなどが含む飽和脂肪酸は、体内でケトン体という物質に変換され脳のエネルギー源に。脳疲労の回復を助けます」(杉岡先生)

 

<習慣2>

水を飲むことに集中して脳の疲れをほぐす

仕事や人間関係のトラブルなど、心のストレスでもコルチゾールはたくさん消費され副腎の負担に。

「悩みや不安をひとまず脇に置き“今”に集中する時間をつくると、だんだん気持ちをコントロールできるようになります。コップ1杯の水を用意し、ひと口ずつ『今、口に入っている』『冷たい』『今、喉を通っている』と、ひたすら水に神経を集中して飲んでみましょう。すべて飲み干すまで30秒〜1分。『何も考えない』時間が脳の疲れをほぐします」(杉岡先生)