【お気軽DIYで快適な空間に】背の高い本棚を横に倒して、帯を収納する棚に。防災面でも安心だ

あらためて5万円の使途を考えてみて

節約を始めるにあたり、無駄だと思われるものはすべてやめることにしました。毎月2万円も支払っていた生命保険をはじめ、医療保険も解約。万が一何かあっても、高額療養費制度があるのでそれほど大きな負担にはなりません。

基礎化粧品を使うのもやめました。化粧水と乳液をつけないと乾燥するかと思いきや、不思議と肌の調子はアップ。湿度の低い冬でも、夜寝る前、気になる部分にホホバオイルを一滴つけるだけで十分です。また、シャンプーやリンスを使わずお湯だけで髪を洗う「湯シャン」に変えましたが、こちらも頭皮には影響なし。

数駅先まで電車で通っていたスポーツジムも解約しました。代わりに、毎朝近くの土手を散歩して、60段ほどの階段の上り下りで体を鍛えることに。最初は息がハーハー切れていましたが、今では階段を駆け上がるのもへっちゃらです。

一番悩んだのは、着物と本でした。この2つは、私の人生に欠かせません。しかし着物はすでに100枚近く持っており、あまりの重さで桐ダンスが壊れてしまうほど。さすがにこの量は必要ないと断捨離し、手元に残した約30枚を、気が済むまで着倒すことに決めました。本も新たに買わず、できるだけ図書館で借りて読んでいます。

これまで漫然とお金を使っていたものをそぎ落とし、あらためて5万円の使途を考えてみました。まずは水道・光熱費に約1万円。固定資産税、健康保険、介護保険、NHK受信料といった特別出費積立費の月割が約1万円。そして、スマホやネットなどにかかる通信費が約1万円――。

つまり、5万円からこれら固定費約3万円を引いた残りで、食費、消耗品費、交通費、医療費などを賄わなければなりません。