「疲労を感じたときには体が喜びそうなことをしてみるのが良いでしょう」(写真提供:Photo AC)
人体には「どんな環境にいても体をある程度一定の状態に保つ」、恒常性という機能が備わっており、これが乱されたときにストレスが生じるそう。ストレス解消法についての情報はさまざまありますが、精神科医のメンタルドクターSidow先生は「一般的なストレス解消法でも、その人に合わなかったり、注意して取り組まないと効果がなかったりすることはよくあります」と語っています。メンタルドクターSidow先生は「疲労を感じたときには体が喜びそうなことをしてみるのが良いでしょう」と言っていて――。

体が休まることをする

ストレスが溜まってくると、あきらかに「疲れ」を感じるようになります。

体が重く感じたり、肩がこったり、日中眠たくなったりなどの兆候を感じることも多いです。

多忙な生活を続けていると、少し落ち着いた頃に思った以上に疲れが溜まっていたことに気づき、初めてストレスを認識する、という場合もあるでしょう。

忙しさが続くのはそれだけでも心身に負荷がかかった状態。

つまりストレスが持続している状態なので、疲れにつながるのも無理はありません。