心がけていること

収納に悩む方も多いようですが、私が心がけていることはひとつ。

指定席を決めて、出したら戻す。

シンク下の引き出しにはたくさんの鍋を収納。長年使っている愛用の鍋のほか、家族がプレゼントしてくれたストウブ鍋などもあり、いつの間にか増えてしまいました(写真:『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』より 撮影/大沼ショージ)

キッチンに物がたくさん出ているのは居心地が悪いので、頻繁に使う調味料や調理道具以外はすべて指定席に収納。

食器は洗ったらいったんは水切りカゴに置きますが、すぐに拭いて食器棚にしまうのも私の習慣です。

ですから、カゴに食器や鍋が入りっぱなしになっていることはなくて、大家族の割には小さなカゴを使っているので、よく驚かれるんです。

キッチン右奥の収納には、カップ類や木のトレイなどを収納。木のトレイは使う頻度が高いので、取り出しやすいようにブックエンドを置いて立てて収納しています(写真:『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』より 撮影/大沼ショージ)

 

※本稿は、『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(家の光協会)の一部を再編集したものです。


かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(著:坂井より子/家の光協会)

専業主婦歴50年の著者が、家族のために毎日作ってきたレシピを初公開。

なんでも手作りしていた時代の昔懐かしい料理の数々は、今見ると新鮮で新しい発見がある。メディアで人気の著者が次の世代に伝えたい家庭料理と台所仕事のことを一冊にまとめました。