イメージ(写真提供:Photo AC)
冬に出番が多い使い捨てカイロですが、取り扱いや処分に困りやすいアイテムでもあります。そこで今回は、「使用期限切れの物は使える?」「ごく短時間だけ発熱させて使うことはできる?」「水に濡れると危ないってほんと?」など、使い捨てカイロにまつわる疑問を解決していきます。日常でよく使い捨てカイロを使用する人は必見です!
この記事の目次
使い捨てカイロの豆知識
発熱は途中で止められる?
水に濡れると危険ってほんと?
カイロが破れてしまった!中身に素手で触るのは危ない?
使用期限切れのカイロは使える?
使い捨てカイロの取り扱い 捨て方 再利用方法

使い捨てカイロの豆知識

 

発熱は途中で止められる?

すでに開封してしまったカイロでも、途中で発熱を止めることは可能です。

使い捨てカイロが発熱するのは、中身の鉄粉が空気中の酸素と反応した際に生じる「酸化熱」によるもの。そのため、カイロを酸素に触れさせない状態にすれば発熱を中断させることができます。

発熱を止める方法は、密閉性の高いチャック付きのビニール袋にカイロを入れ、空気をしっかり抜いてからチャックを閉めるだけです。

再度取り出すと発熱が再開するので、通勤通学時や帰宅時など、ごく短時間だけ使用したい場合に便利ですよ。

 

水に濡れると危険ってほんと?

もともと使い捨てカイロには、鉄の酸化を促進するための成分として水が含まれています。そのため、雨や雪で濡れたり、濡れた手で触れたりしても特に危険はありません。

 

カイロが破れてしまった!中身に素手で触るのは危ない?

一般的な使い捨てカイロの成分は、主に鉄粉、活性炭、バーミキュライト、水、塩分で、これらは素手で触れても問題はありません。

 

使用期限切れのカイロは使える?

使える場合もありますが、あまりおすすめはできません。

というのも、カイロは使用期限から時間がたつにつれ性能が落ち、「温かくなるまでに時間がかかる」「発熱時間が通常より短くなる」といった問題が起きやすくなるためです。

通常よりも高温になってしまう場合もあるため、使用期限切れのカイロを使用する際は開封後に様子見するとよいでしょう。

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