もち麦の魅力と活用術
●タレやドレッシング、ソースを絡めて
もち麦は、タレの味をごはんと一緒に味わう丼ものやビビンバに適しています。白米に比べて粒と粒の間にできる空気の層が大きく、タレが入り込みやすいため、短い時間でタレがごはんと混ざり合いおいしく味わえます。
またドレッシングも入り込みやすいので、ゆでたもち麦をサラダに入れるとドレッシングの味がすみずみまで行き渡ります。
そのほか、もち麦のリゾットもおすすめです。ソースが一粒一粒に絡みやすく、かつアルデンテに仕上がります。
●もち麦でパラパラ&ヘルシーなチャーハンに
白米でチャーハンを作るとベタベタとして失敗することがありますが、もち麦ならパラパラ感が増して本格的なおいしいチャーハンを作ることができます。また油が絡みやすいので炒め油の50%カットが可能です。
●ひき肉に混ぜてボリューム&食感アップ
<もち麦入り餃子>
餃子のたねにもち麦を加えると食感によいアクセントが生まれます。また、具材がボリュームアップし腹持ちもよくなります。
<もち麦入り肉味噌ごはん>
ひき肉の一部をもち麦に代えることで、食感だけでなく食物繊維のプラスにもなります。作り置きをして、うどんや中華麺にかけてもおいしく食べられます。
●もち麦スイーツ
もち麦はスイーツとも相性のいい食材です。
もちぷち食感を活かすなら、もち麦ぜんざいがおすすめです。市販のあずき缶にゆでたもち麦を入れるだけでできあがります。温かくしても冷たくしてもおいしく食べられます。
また、もち麦に含まれる水溶性食物繊維「β-グルカン」の効果により、食後の血糖値の上昇を抑えられるのもメリットです。
●もち麦トッピング
ゆでたもち麦を冷蔵または冷凍で保管しておけば、好きなときにごはんにトッピングして食べることができます。
家族にもち麦が苦手な人がいて、食卓にもち麦料理を出せないような場合におすすめです。