(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)
さまざまな美容広告やSNSの普及によって「自分の容姿に自信がない」「おしゃれな人のマネをしても、なぜかしっくりこない」といった悩みを抱える人が増えています。そのようななか、ジュエリーデザイナーのMIZUKIさんは「『自分なりのキレイ』を体現している人は『美学』と『センス』を持っている」と語っています。そこで今回は、MIZUKIさんの著書『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』から、一部を抜粋してご紹介します。

「自分の容姿に自信がない」と悩む人が増えている

昨今、「自分の容姿に自信がない」と悩む人がとても多いです。

「キレイになって自分に自信を持ちたい」
「外見に自信がないから、積極的になれない」
「可愛いあの子が羨ましい……私も可愛くなりたい」
「ここがあともうちょっと、こうだったらいいのに……」

多かれ少なかれ、誰もが一度はこのような気持ちを抱えたことがあるのではないでしょうか?

かくいう私自身も、そういった悩みを持つ一人でした。

自分なりにおしゃれをして出かけたつもりでも、友人と一緒に映る写真を後で見返すと、「なんか自分だけダサい……」と落ち込んでしまうことばかりで、どうすれば自分の容姿が魅力的に見え、自分自身に満足できるようになるのかが全くわかりませんでした。

今より少しでもキレイになるために日々努力をしているけれど、年齢を重ね老化は進む一方。

自分の目指すべき姿やゴールがわからず、いつまで経っても自信を持てなくて、自分に100%満足できない気持ちが、常にどこかにありました。

そんなときはどうしても他人の魅力にばかり目がいってしまい、無駄だとわかっていながら他人と自分を比べてしまうのです。