【回復の戦略(1)】「くつろげない」と思ったら人の手を借りる
平日に忙しく仕事をしていると、どうしても土日の休みに家事や身の回りのことに追われることになります。
既婚男性であれば、奥さんから、「そんなにヒマそうにしているなら、家事を手伝ってほしい」といわれることも珍しくありません。
独身の男女や既婚女性であれば、週末にまとめて洗濯や掃除をしたり、日用品の買い出しをすることも多いと思います。
一日中身の回りのことに振り回されて、気がついたら休日が終わっていた……というのでは、ゆっくりと休んで体力を回復することはできません。
「くつろげる時間なんて、どこにもない」と感じているならば、人の手を借りることも視野に入れる必要があります。
海外ではメイドさんを雇ったり、ベビーシッターを頼んで、子どもの面倒を見てもらうのはごく普通のことですが、日本では意外なほど普及していません。
日本人には、「家のことは自分でやるもの」という固定観念があるため、他の人の手を借りるという発想がありません。
メイドさんやベビーシッターを雇うことは、一部の富裕層だけに許された特権と考えている人も多いようですが、自分にムリを強いるくらいならば、支払える範囲の金額で人を雇う……と頭を切り換えることが、懸命な判断となります。
平日に部屋の掃除をしてもらうだけで、週末の時間を自分の好きなことに使えます。
日用品の買い出しを頼んでおけば、ゆっくりと体を休めることができます。
最近では、「仕事と家事を両立させる」とか、「男性も家事をする」ことが時代のニーズに合っていると考える人が多くなっていますが、体力に不安がある人にとっては自分の負担が増えるだけのことです。
仕事の場合と同じですが、家事や育児であっても、ムリや我慢をして一人で抱え込む必要はないのです。