現代の60代は《人生でいちばん自由な選択ができる黄金期》だと作家の有川真由美さんはいいます。しかし一方で、60代はなにかと家族や親せきから、あてにされる時期でもあり、まわりに振り回されて、「あっという間に70代」ということにもなりかねません。60代でさらに花開く人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?有川さんの著書『60歳から、うまくやっている人がしていること』より、軽やかに生きる人たちの素敵な習慣を紹介します。
「お先にどうぞ」と譲る
ほんの数秒でも、人と人とのつながりを感じます
スーパーのレジの列で自分の買い物がたくさんあって、後ろの人の商品が少ないとき、「お先にどうぞ、私、時間がかかるので」なんて譲ると、大抵は「いいんですか?ありがとうございます」と返ってきて、ほっこり場が和みます。
自分も「いいことをした」という気持ちで満足。ほんの数秒でも、人と人とのつながりを感じます。
譲った相手が喜んで「つぎは自分が譲ろう」と行動してくれたらさらに嬉しい。
公共の場で譲り合う場面は、いろいろとあります。
エレベーターで「開」のボタンを押して先に出入りしてもらう、電車やバスで座席を譲る、狭い道や階段ですれ違うときに道を譲るなど、視界を少し広げてまわりに目を向け、相手に譲る習慣は、品格や心の余裕を育て、内面から滲み出る魅力になります。