(イラスト:古村燿子)
いつかは必ず訪れる人生の終末期。あなたはどのように迎えたいでしょうか。家族に囲まれて自宅で。痛みはとってほしい。延命治療はしたくない……。人生の最終段階を穏やかに迎えたいと願っている人は多いことでしょう。しかし、そのための準備はしていますか?リアルな本音が集まりました

前編よりつづく

回答者の平均年齢:61歳 ※22~89歳が回答

Q. 家族の死に際し、後悔していることはある?

Q. 家族の死に際し、後悔していることはある?

 

【こうしておけばよかった】

●母は延命治療はしないでほしいと望んでいたにもかかわらず、病院から容態の急変を告げられた私は気が動転してしまい、病院の言うがままに人工呼吸などの処置を頼んでしまった。母ともっと話をしておくべきだった

(76歳・主婦)

 

●病名や余命を告知する時代ではなかったので、母本人の希望を聞くことができなかった

(63歳・パート)

 

●通常とは逆のケースで、義父が胃ろうによる延命治療を強く希望した。

退院後、自宅で亡くなるまでの3ヵ月間、1日2回の胃ろうのケアを義母がすることになり、心身ともに疲弊し限界に達してしまった。

作業の大変さを根気よく説明すれば義父も理解したかもしれないが、「延命のための胃ろうを思いとどまらせる=死んでほしいと思っている」と誤解されるのが怖くて、強く反対できなかった

(60歳・自営業)