「気力でなんとか仕事をこなしていたものの、スケジュールがハードになると体力が追いつかなくて。体調を崩して2度も入院する羽目になったのは、苦い思い出です」(撮影:浅井佳代子)
いつも笑顔で、年を重ねるごとに輝きを増している羽田美智子さん。しかし、若い頃は不摂生な生活を送り、不調に悩まされ続けてきました。そんな羽田さんのピンチを救った発酵食品の魅力とは――(撮影:浅井佳代子 構成:内山靖子)

乱れた食生活で不調のオンパレードに

今でこそ、健康を意識して発酵食品を取り入れた和食を好んで食べていますが、若い頃は食事に無頓着でした。

18歳で茨城から上京し、20歳のときに俳優デビュー。当時は、ドラマの撮影終了時刻が29時、翌日のスタートが朝8時なんていうスケジュールが当たり前だったんです。

ですから、撮影期間は朝、昼、晩、夜食と1日4食を現場で食べることになります。しかも、ロケ弁のおかずは唐揚げやとんかつなどの揚げ物が定番で、撮影の合間に外食するときは、もっぱらラーメンに餃子。20代の頃は、ただ「空腹を満たすため」に食事をしていたような気がします。

そんな食生活を続けていたものの、最初の数年間は不調を感じることもありませんでした。おそらく、上京するまでの18年間、地元で採れた旬の野菜をふんだんに使った和食を母が食べさせてくれていたおかげで、体の土台ができていたのでしょう。

それが、25歳を過ぎたあたりから体調を崩すことが増えてしまったんです。仕事のストレスや睡眠不足で疲労が蓄積していたこともあり、現場ですぐ風邪をもらうようになりました。

気力でなんとか仕事をこなしていたものの、スケジュールがハードになると体力が追いつかなくて。体調を崩して2度も入院する羽目になったのは、苦い思い出です。