それ以来、食生活はご飯とお味噌汁にぬか漬けが基本です。また、茨城出身なので納豆は欠かせません。お味噌汁には旬の野菜やキノコを入れたり、冬場はお味噌に酒粕を加えたり。鮭や里芋、ネギ、ニンジンなどを加えて、けんちん汁にすることもありますね。

晩ご飯のおかずには、お肉やお魚の西京漬けを焼くことが多いです。白味噌とみりんに酒、少量のお砂糖を合わせたものに漬け込むだけで食材が軟らかくなりますし、味噌や酒に含まれている体にいい菌も摂れるので、重宝しています。

一汁一菜のシンプルな食卓ですが、私の年齢にはこのくらいの量がちょうどいい。料理研究家の土井善晴さんも、「家庭の主婦はシェフではない。旬の食材を使った一汁一菜で十分」だとおっしゃっていますしね。

外食する際には、フレンチやイタリアンなども楽しんでいますよ。ただ、お肉を食べすぎたときは、消化・吸収・分解を助けてくれる植物由来の酵素タブレットを摂ったり、整腸効果のあるびわ茶を飲んだりするようにしています。

今では体調もすっかり良くなりました。風をひかなくなり、インフルエンザが流行っていてもすこぶる元気です。50代後半になったので、シミやシワはそれなりにあるものの、吹き出物や肌荒れなどのトラブルに悩まされることもなくなりました。

仕事の忙しさは相変わらずですが、以前のような不調とも無縁。30代の頃より、57歳の今のほうが絶好調です。

運動面では、何かハードなトレーニングをしているわけではありません。欠かさず続けているのは、寝る前のストレッチと、朝のラジオ体操くらいでしょうか。

でも、第1と第2を通しでやるとけっこういい運動になりますし、腸が刺激されるからか、毎日スッキリ快腸です。

後編につづく

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