
4,000匹以上のぬいぐるみと暮らす小説家・新井素子さんの日常がここに。「ぬい活」が一般化するはるか以前、「ぬい」という呼称を生み出し、社会からずっと変人扱いされてきた新井さん。「ぬいぐるみは生きている」と本気で確信し育んだ「ぬい」たちとの生活には、ただごとではない発見と幸せのヒントが詰まっていました。
ぬいさんと一緒にお風呂
そして、それでは。洗濯機に突っ込むのはやめてねって言っておいて……それでも、ぬいさんを綺麗にするのは、どうすればいいのか。
一番推奨したいのは、お風呂、ですね。
私がお風呂にはいる時、ぬいさんも一緒にはいる。
これはもう、私も綺麗になるし、ぬいさんも綺麗になるし、ベスト!……なんですが、私は、もの凄くのぼせやすい質(たち)なので……そもそも、ゆっくり二十数えるくらい湯船に漬かっていると、それだけでふにゃあってなってしまうので……推奨しといて何なんですが、私にはあんまり向かない手段です。
(だから、これやる時は、結構覚悟がいる。“お風呂”以外の手段でも綺麗にできるぬいさんはいるので、でも、その“手段”では綺麗にならない子もいるので……そういう子が何ぬいか溜まったら、お風呂にいれる覚悟をして、その子達を順番にお風呂にいれる。あ、“のぼせない”ひとには、これ、関係ないから。“のぼせない”ひとには、お風呂って、最適です。しかも、楽しいと思う。“のぼせない”ひとは、是非、ぬいさんと一緒のお風呂を楽しんでください。)
