2026年4月、演劇界で活躍した人を表彰する「第51回菊田一夫演劇賞」を受賞した佐藤隆紀さん。「これで賞を取れなかったら、もう自分は一生取れないかもしれない」と話すほど、受賞作の『ジキル&ハイド』や『エリザベート』に手応えを感じていたと言います。2月に40歳の節目を迎え、7月にはソロコンサートも控える佐藤さんに、デビューからの歩みや歌との向き合い方、休日の息抜きについて聞きました
(取材・文:婦人公論.jp編集部、撮影:本社・奥西義和)
(取材・文:婦人公論.jp編集部、撮影:本社・奥西義和)
<演劇界で活躍した人を表彰する「第51回菊田一夫演劇賞」が4月22日に発表され、佐藤隆紀さんがミュージカル『ジキル&ハイド』のヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド役、『エリザベート』のフランツ・ヨーゼフ役の演技で演劇賞を受賞した>
今回、菊田一夫演劇賞をいただきました。『ジキル&ハイド』と『エリザベート』は特に手応えがあって、「これで取れなかったら、もう自分は一生この賞を取れないかもしれない」と思うくらい全力を出し切った感覚があったんです。でもまさか本当にいただけるとは思っていなかったので、受賞を聞いた時は本当にびっくりしました。
演出家の先生や先輩方、グループのメンバーなど、本当にたくさんの人に育ててもらったおかげでいただけた賞なので、とてもうれしかったです。
2025年12月に公開されたディズニー映画『ズートピア2』では、念願だった吹き替えにも挑戦させていただいて。ヤギの登山客・ユルゲン・ツィーゲンゲーゼの声を担当しました。声色をかなり変えていたので、僕だとわからなかった方もいたかもしれないですね。母の影響で小さい頃からディズニーが大好きだったので、また一つ夢がかなったなと思っています。
2月には40歳を迎えました。今まで見えなかったものが見えるようになってきたり、経験によって、「こうしたほうがいな」と気づけたりすることは増えてきました。でも年齢を重ねるほど、アドバイスをしてくれる人は少なくなってくるので、「気になったことは何でも言ってください!」と、常に受け入れ態勢を持っていたいと思います。自分の悪いところに気づかないまま、お客さんの前で出してしまうことが一番怖いので。
