(写真提供:Photo AC)
ちゃんと生活できているはずなのに、どこか満たされず、「このままでいいのかな」と感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中、精神科医Tomy先生は「大切なのは、世間の基準に合っているかではなく、自分が納得しているかどうか」と語ります。そこで今回は精神科医Tomy先生の著書『人生迷子 - 立ち止まったときの処方箋 -』より一部を抜粋し、「『人生迷子』を抜け出す方法」をお届けします。

ちゃんと働いて、ちゃんと生活しているはずなのに、「積み上がっている感じ」がしない。

ふとした瞬間に、こんなふうに感じるときって、たしかにありますよね。

ただ、私はこの感覚を「うまくいっていないサイン」だとは思っていません。むしろ、生活がある程度安定しているからこそ生まれる感覚だと思っています。

人は、不安定な状況にいるときは、目の前のことで精一杯で、今日を生きること自体が目標になります。

一方で、生活が落ち着いてくると、今度は「評価」が始まる。「これでいいのか」「もっと積み上がっているはずではないか」と、自分の人生を点検し始めるのです。

つまり考え方を変えると、「うまくいっている証拠」なんですね。