(写真提供:Photo AC)
体内時計についてご存知ですか。「なんとなく知っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。明治大学農学部教授である中村孝博先生は「体内時計は、人間を含むすべての生物の根源に関わる重要な機能を持つ」と語ります。そこで今回は中村先生の著書『知って得する、体内時計のはなし』より一部を抜粋し、体内時計に関する知識をご紹介します。

世界保健機関(WHO)も警告!「交替制勤務」

シフトワークは発がん性あり

日勤と夜勤を繰り返す勤務体制、それが、交替制勤務、いわゆるシフトワークです。医療従事者、工場勤務、物流、警備、インフラ、メディアなど。私たちの社会は、24時間止まらずに回っています。その裏側で、夜勤を含む働き方に従事している人たちがいます。そして多くのシフトワーカーが、口をそろえてこう言います。「なんとなく調子が悪い」。

・夜勤明けの頭の鈍さ。

・胃腸の重さ。

・眠ったはずなのに、眠った気がしない感覚。

・休日にいくら寝ても、疲れが抜けない感じ。

これらは、甘えでも根性不足でもありません。体内時計の視点から見れば、きわめて理にかなった現象です。