世界保健機関(WHO)が出した「重いメッセージ」
こうした研究の蓄積を受けて、2007年、WHOの一機関である国際がん研究機関(IARC)は、「夜勤を伴うシフトワーク」を「おそらく発がん性あり(グループ2A)」に分類しました。
これは、「発がん性が確定した」という意味ではありません。
しかし、「無視してよいとは言えないレベルの証拠がある」という、非常に重い判断です。
実際、国によっては、長期間の夜勤と乳がん発症との関係をめぐり、労災補償が認定された事例も報告されています。
※本稿は、『知って得する、体内時計のはなし』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
『知って得する、体内時計のはなし』(著:中村孝博/中央公論新社)
生物はすべて“リズム”に支配されている――。
ありとあらゆる不調の鍵を握る「内なる時計」を徹底解説。




