2020年に心不全で入院し、22年には手術も受けた辺見マリさん。完治は難しいという病と、心臓が止まるかもしれない不安を今も抱えながら再び歌い、踊る喜びを取り戻すことができた理由とは。(構成:篠藤ゆり 撮影:宮崎貢司)
家族や友人に助けられて
22年には、カテーテルアブレーション手術(心臓の不整脈を根本的に治すための治療)を受けました。心房細動の原因となっている部分をそのままにしておくのは爆弾を抱えているようなもの。カテーテルを用いて、心臓内の患部を焼き切る手術を行ったほうが安心だと、以前から医師に言われていました。
詳しく検査した結果、以前とは違う箇所でも細動が起きていることがわかり、結局、手術は4時間ほどかかったんです。
手術を受けたらスッキリ……といきたいところですが、いったん心不全になると完治は難しいそう。
今も体調に波があって、日によってはしんどいし、家が坂の上にあるので、上り坂でドキドキしたり息が切れる日も。でも、これもリハビリだと思って、途中で休みながら歩いて帰るようにしています。