(イラスト:古谷充子)
老朽化が進んだ家を修繕・改修すべきか、いっそ住み替えるべきか――。お金がかかる人生の一大イベントを円滑に進めるコツを、専門家がアドバイスします(構成:山田真理)

「Q. リフォーム業者選びや進め方のコツは?」よりつづく

<住み替えの悩み>
Q. 住み替えはいつ検討すべきですか?
どんな選択肢があるか教えてください

A. 体力があるうちに1回目の住み替えを

 

住まい方を見直し、住み替えるか否か、どこに引っ越すかといった検討は、60代になったら一度はしておくべきです。遅くとも、体力がある70代前半までにはプランを固めましょう。

とはいえ、まだ元気なのに「認知症や寝たきりになっても暮らせる施設」を探すのは気が重いもの。そこでお伝えしたいのが、「シニアの住み替えは2回を想定」「1回目は元気なうちに」という提案です。(次ページ図参照)

たとえば、足腰が弱ってきたので段差の少ない家に住みたい。掃除やメンテナンスが大変なので住まいをダウンサイズしたい。運転免許証を返納したので買い物に便利な場所に住みたい――。こうした希望は、早い段階の住み替えで叶えることができます。