天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史家で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。
「父子の約束」を交わした秀吉と信雄
大河ドラマ「豊臣兄弟!」第41回は「家康の野望」。
天正12年(1584)に勃発した小牧・長久手の戦いは、最終的には織田信雄・徳川家康連合軍の敗退に終わります。
勝利したのは軍勢の数において勝る羽柴秀吉でした。
同年11月に秀吉の陣所に出頭した信雄は秀吉と「父子の約束」(この場合は父が秀吉、子が信雄)を結び、秀吉に屈服したのです。
