『婦人公論』(11月9日号)の料理連載「ヘルシーキッチン」では、「おいしく賢くフレイル予防」を特集! 加齢により健康状態が衰えることがフレイル。日々の食事を通じて良好な栄養状態を保ち、痩せすぎないようにすることがフレイル予防の基本です。気軽に続けるための食事法を今泉久美さんに教えていただきます(撮影=宮濱祐美子 スタイリング・構成=関澤真紀子)
鶏肉とさつまいも、きのこのミルクカレー
鶏肉と牛乳のたんぱく質2種使い。さらに脂肪分の少ない肉で高たんぱく低脂質に。
牛乳のコクと旨みで、味わい深く。
《 材料(2人分) 》
・鶏むね肉(皮なし)…大1/2枚(150g)
A
塩…小さじ1/4
白ワイン…大さじ1/2
・さつまいも…小1本(約100g)
・玉ねぎ…1/2個
・しめじ…1/2パック
・玉ねぎ…1/2個
・しいたけ…3〜4個
B
しょうがすりおろし…1かけ分
にんにくすりおろし…1かけ分
・塩…小さじ1/4
C
薄力粉、カレー粉…各大さじ1
・白ワイン…大さじ2
・水…3/4カップ
・牛乳…1カップ
・オリーブ油…大さじ1〜1・1/2
・ご飯(温かいもの)…茶碗に軽く2杯(240g)
・パセリみじん切り…少々
《 作り方 》
(1)鶏肉は繊維を断つように一口大のそぎ切りにし、Aを絡める。
(2)さつまいもは両端を切り落とし、皮つきのまま1cm幅の輪切りにして水にさらす。玉ねぎは縦半分に切ってから横薄切りにする。きのこ類は石づきを除いて食べやすく切る。
(3)フライパンにオリーブ油を熱して玉ねぎをしんなりするまで炒め、(1)とさつまいもを加えて炒め合わせる。肉の色が変わったらきのこ類とB、塩を加えて炒める。
(4)(3)にCを振り入れてさっと炒め、白ワインを回し入れる。煮立ったら分量の水を加えて蓋をし、時々混ぜながらさつまいもに火が通るまで5~7分煮る。
(5)(4)に牛乳を加えてさらに温め、味を見て足りなければ塩少々(分量外)で調味する。器にご飯と一緒に盛り、パセリを散らす。
メモ 鶏肉は、ささ身3本でもよい。