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101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』（中央公論新社）から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

＜100歳の100の知恵　54＞

『寒い朝はミルクがゆで体を温めて』

寒い季節になると、私は前日に余ったごはんを使ってミルクがゆをよく作ります。

鍋にごはんと熱湯を加えて、火にかけて白がゆ状態にし、牛乳を加え、冬の間いつも冷蔵庫に用意してあるふかしたさつまいも、青菜、わかめ、にんじん、きのこなど、有り合わせのものをたっぷり入れ、最後に卵を落とすとできあがり。

味つけは塩だけですが、粉チーズをかけて食べることもあります。

ふーふーいいながら食べると、身体の内側から温まります（写真はイメージ。写真提供：photo AC）

あつあつをお椀に盛り、ふーふーいいながら食べると、身体の内側から温まります。

ひじきと豆の煮たものや、切り干し大根と油揚げの煮物など、作り置きのおかずを添えれば、栄養のバランスもとれます。

朝、しっかり食べておくと、一日中元気でいられる気がします。

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