年齢とともに、脂っこいものを受けつけなくなったり、お酒に弱くなったり……。とはいえ、お正月ぐらいおいしいものを堪能したいところ。そこで胃をいたわりつつ、ごちそうも楽しむコツをアドバイスしてもらいました。
(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)
(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)
思い切り楽しんだ後はしっかりケアを
会食の場では、ついつい暴飲暴食をしてしまいがち。そんなときは、その後のケアが大切と前畑先生はアドバイスします。
例えば、出すぎた胃酸による胃もたれや胸やけは、水分を多めに摂ることで軽減するとのこと。
「食後に水をコップ1杯ほど飲みましょう。温度は熱すぎなければお好みで結構です。カフェインは胃酸の分泌を促してしまうため、お茶やコーヒーは摂らないでください」
食後の軽い運動も効果的です。
「食事を終えて30分ぐらいしてから、散歩などで体を動かすと、基礎代謝が上がり胃の働きも活性化します。腹圧がかかると胃酸が逆流する恐れがあるので、腹筋運動などは避けましょう」