イラスト:小林マキ

視力の低下や老眼に加え、白内障や緑内障などは、年齢を重ねるにつれ増える症状や病気です。人生100年時代、できる限り長く目の健康を維持するためのケア方法を紹介します(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/葛西由恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)

セルフケアで目の健康をキープしよう

1)必要な栄養素をしっかり補給

「黄斑と呼ばれる部分にある色素には目を守る働きがありますが、加齢とともに減少するため、光のダメージを受けやすくなります。ルテインは、天然のサングラスとも呼ばれる栄養素で、多く含まれる食材はほうれん草やゴーヤー、ケールなど。また、青魚などに豊富に含まれるDHA&EPAは、涙の質を改善し、ドライアイを予防するのに有効な栄養素です」(平松先生。以下同)

どちらも不足しないよう、食事やサプリメントでしっかり補いましょう。