視力の低下や老眼に加え、白内障や緑内障などは、年齢を重ねるにつれ増える症状や病気です。人生100年時代、できる限り長く目の健康を維持するためのケア方法を紹介します(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/葛西由恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)
セルフケアで目の健康をキープしよう
1)必要な栄養素をしっかり補給
「黄斑と呼ばれる部分にある色素には目を守る働きがありますが、加齢とともに減少するため、光のダメージを受けやすくなります。ルテインは、天然のサングラスとも呼ばれる栄養素で、多く含まれる食材はほうれん草やゴーヤー、ケールなど。また、青魚などに豊富に含まれるDHA&EPAは、涙の質を改善し、ドライアイを予防するのに有効な栄養素です」(平松先生。以下同)
どちらも不足しないよう、食事やサプリメントでしっかり補いましょう。
えんきん〈機能性表示食品〉30粒 ¥2,160/ファンケル
光の刺激から目を保護し、ぼやけを緩和させるルテイン、ゼアキサンチンと、手元のピント調節力維持と疲労感を軽減させるアスタキサンチンが配合されたサプリメント。