稲垣栄洋
いながき・ひでひろ
植物学者、雑草学者、静岡大学大学院農学研究科教授
静岡県出身。岡山大学大学院農学研究科修了。博士(農学)。農林水産省、静岡県農林技術研究所等での勤務を経て現職。『弱者の戦略』(新潮選書)、『生き物の死にざま』(草思社)、『はずれ者が進化をつくる』(ちくまプリマー新書)、『生き物が老いるということ』(中公新書ラクレ)など著書は150冊以上。国立・私立中学入試【国語】最頻出著者としても知られる。
専門家
稲垣栄洋 花粉症の真犯人「ブタクサ」が気づかれずに分布を広げられたワケ。誰の目にも明らかな悪者の外来植物「セイタカアワダチソウ」が原因ではないと植物学者は見抜いていた
稲垣栄洋2023年11月11日
専門家
稲垣栄洋 なぜ「雑草」はジャングルや森林に生えないのか?<雑草は強い>という印象が決して正しいとは言えない特殊な事情
稲垣栄洋2023年11月10日
専門家
稲垣栄洋 なぜ田植え機があるのに「昔ながらの手植え」を学生にさせるのか…後継者不足の今「農業の大変さを学んでほしい」はむしろマイナス効果では
稲垣栄洋2023年11月09日
専門家
「婆さん蛙のように、死んでいくことができたとしたら、どんなにすてきだろう」草野心平の詩『婆さん蛙ミミミの挨拶』に感じる、去り際の美しさ
稲垣栄洋2022年08月27日
専門家
結婚式の常套句、偕老同穴(カイロウドウケツ)は夫婦の契りが堅いことを表す。由来は深海で一生を添い遂げる生物だった
稲垣栄洋2022年08月20日
専門家
「登竜門」の語源「鯉の滝登り」は立身出世のシンボル。無数にいる魚の中で、コイだけが竜門を登れたのは、立派なヒゲを持つ「魚の長老」だったから
稲垣栄洋2022年08月13日
専門家
エビ(海老)がめでたい食材になったのは、長寿の象徴だから。江戸幕府の「老中」「大老」、相撲の「年寄」など、古くから「老」は優れていることを表す
稲垣栄洋2022年08月06日
専門家
王子さまが乗る白馬は、お年寄り!? 葦毛の馬は老いて毛並みが白くなる。見た目の美しさだけでなく、経験を積んだウマだからできること
稲垣栄洋2022年07月30日
専門家
端午の節句にはなぜ「柏餅」なのか? 新しい芽が出てくると見届けたように落葉して場所を譲るめでたさ
稲垣栄洋2022年07月23日
専門家
長生きすると巨大化し「ヌシ」になる魚や爬虫類。様々な伝説を残し畏れられる。体が成長し続けることのない人間の場合は…
稲垣栄洋2022年07月16日
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シャチは閉経後50年生きる!? 長生きするのは孫を生かすため。「おばあちゃん」のおかげで群れの生存率が上がっている理由
稲垣栄洋2022年07月09日
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浦島太郎には続きがあった!老人になったあとはツルへの変身!?鶴は千年、亀は万年の理由は、ツルは縁起が良いから。実際の寿命は20年から30年
稲垣栄洋2022年07月02日