《手紙を書くつもりで》

 

短歌では、日常の出来事を題材にすることが多いので、「日記みたいなものですか」とよく聞かれます。日記なら、書いて引き出しにしまっておけばいいわけです。

でも短歌という形にするのは、この思いが誰かに届けばいいな、共有できればいいなという気持ちがあるからではないでしょうか。

ですから日記より、手紙に近いと私は思っています。読む人にちゃんと伝わるかどうか、読む人の目になって推敲しましょう。

 

《歌会に参加してみよう》

 

短歌結社では、定期的に歌会が開催されています。参加者それぞれが持ち寄った歌を無記名で配布し、良いと思った作品の投票を行ったり、感想や批評を語り合ったりして切磋琢磨しているのです。

最近は、短歌投稿サイトやカルチャーセンターが主催するオンライン歌会なども人気があります。参加しやすいところをぜひ探してみてください。

自分の歌が思いがけない伝わり方をしているとか、さまざまな気づきが得られ、勉強になりますよ。

 


あなたの《三十一文字》を募集します。お題は「愛」

今回の短歌特集はいかがでしたか?私も一首詠んでみた!という方、作品をぜひ『婦人公論』までお送りください。優秀作は2024年7月発売号にて発表します。選考委員は、本特集でアドバイスをしていただいた歌人の俵万智さん。あなたの思いをのせた《三十一文字》を、ふるってご応募ください

《応募要項》
■お題 「愛」
■締切 2024年3月29日(金)必着
■選考委員 俵万智(歌人)
■応募方法 自作の短歌(1通3首以内)、郵便番号、住所、電話番号、氏名、年齢、職業、性別を記入のうえ、以下のフォームからご応募ください
■選考結果 『婦人公論』2024年8月号(7月15日発売号)でご紹介します
※掲載作品には薄謝を進呈します

応募はこちらから

<応募上の注意>
●未発表の作品に限ります。二重投稿は固くお断りいたします。
●応募原稿の返却、選考基準や採否のお問い合わせには応じられません。
●作品の著作権は中央公論新社に帰属します。
● 作品はお名前、都道府県名とともに、本誌のほか、電子版(外部サイト含む)にも掲載されることがあります。匿名・ペンネームをご希望の場合はその旨明記してください。
●ご住所やお名前など個人情報は、謝礼をお送りする目的にのみ利用いたします。