お母さんがフーフーしてあげると…

ところで、むかし子どもが小さい時よく公園で遊ばせていて、コテっと転んだ時すぐさまダッ!と駆け寄っていく母親の子はいつまでも泣き止まず、膝がズリ剥けて血だらけになっていてもゆっくり落ち着いて水道水で洗い流し、慌てず淡々と対応している親の子は、なぜか痛そうなのに泣くのを堪えている。

ちょっと擦りむけたところをお母さんがフーフーしてあげると、火がついたように子どもが泣き出すような場面を、よく見かけたものだ。
あれは何だったんだろう?

どっちも必要な愛情な気がするんだが、子どもにとってはどちらの親の方がありがたいのか。

フーフーは、みんななんだか嬉しいものだな。
でもある程度大きくなった男子にそばで母親がフーフーしていたら…それは引きますな。

小さい時から病院、歯医者が嫌いな瑛介。あまりに「帰りたい!」と騒いだ時の記念の一枚