養生

小寒の養生キーワードは「小食」! 胃腸のトラブルはメンタル面の不調へとつながりますが、逆もまたしかり。胃腸を健やかに保つことで、気分の思い悩み、落ち込みやすいといった症状から、解き放たれることができるのです。

まずは胃腸を休ませることが何より大切なので、できればお粥や野菜スープといった、あえての小食を心がけてみましょう。

まずは胃腸を休ませることが何より大切なので、できればお粥や野菜スープといった、あえての小食を心がけてみましょう<『二十四節気の暦使い暮らし - かんぽう歳時記』より>

ただし、「お正月の残りの餅で、さっぱりと雑煮でも!」はいけません。元気な人のエネルギー補給剤としては優れている餅ですが、胃腸が弱っている人・ニキビやアトピーがある人・肌が赤く炎症を起こしている人には向いていないのです。

よく餅の入った「力うどん」は「元気が出る」と言われますが、これはひとえに“腹持ちが良く、消化しづらい”ため。年末年始の弱った胃腸には負担になりやすいだけでなく、炎症作用があるので肌の弱い人にも要注意です。“元気が出ないから”といった理由で餅を食べている方はお気をつけください。