小寒(1/6~1/19頃)<『二十四節気の暦使い暮らし - かんぽう歳時記』より>
「二十四節気」とは中国で誕生した旧暦(太陰太陽暦)で、1年を約15日ごとに24等分した季節の名称のこと。この連載ではその二十四節気に沿った過ごし方や備え方、旬の食材を、漢方コンサルタントの櫻井大典さんが紹介します。「二十四節気は不調を防ぎ、日々をより豊かに過ごすための“知恵”の結晶」と語る櫻井さん。今回紹介する季節は「小寒(1/6~1/19頃)」です。

小寒(しょうかん) 1/6~1/19頃

新年明けて最初の節気。

寒さが厳しくなってきて、小寒の「寒の入り」から立春の「寒の明け」までの期間のことを、「寒の内」または「寒中」と言います。

1月7日には七草粥を食べる人日(じんじつ)の節句、1月11日には鏡餅を下ろして食べる鏡開きがあります。

養生面では、年末年始で疲れた胃腸をいたわるためにも、“小食”を心がけて、胃腸とこころを休ませてあげたい時期です。