大人になると出会いは少ない

そもそも、大人になると出会いというか、友達ができる機会は少ない(職種にもよるだろうが)。学生の時は、嫌でも同学年の集団の箱に押し込められ、コミュニケーションをとり、グループを作っていく。

大人になれば、主に人間関係は仕事関係になるが、取引先の人とプライベートで会う、なんてことはかなりまれだ。粗相がないように、と気を張り巡らせるビジネスモードで、他愛もない会話はなかなか生まれない。

その人の人となりに興味を持ったって、あくまで仕事で来ているのに、プライベートに踏み込むのは無作法か?とブレーキがかかる。どれだけ愛想よくされても、あくまで私がビジネスにおける利害関係者だから良くしてくれているに違いない、そう思ってしまう。

『死にそうだけど生きてます』(著:ヒオカ/CCCメディアハウス)

幸い私はお金持ちでも有名人でもないから心配はないが、肩書がなくなれば人が去っていくというのはよく聞く話。純粋な好意と、ビジネス上のそれを見分けるのは困難だろう。