火山の国・アイスランド

アイスランドは、いわずとしれた火山の国。地熱によって湧き水が基本熱いため、水道水はわざわざ冷ましていて、給湯器いらずなのだとか。もはや「デフォルトが温泉」といったところでしょうか。

アイスランドの旅行は、基本的にツアーに参加するか、レンタカーに乗って自分でめぐるしかありません。しかもツアーのほとんどが自然目当てなので、滝を見たり、オーロラを観察したり、氷の洞窟を探検したり……とかなりアクティブなラインナップなのです。

私のような温泉だけが目当ての観光客はほとんどいません。首都レイキャビク発のツアーで、ひとり客でも楽しめたのは、「ブルーラグーン」「シークレットラグーン」「フォンタナ・スパ」でした。レイキャビクの市民温泉プール「ロイガルダルスロイグ」も面白かった。

やっぱり目玉は、なんといっても世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」。入場料はなんと約1万円(当時、私が選んだプラン)です。でも、ここまで来て、渋るわけにはいきません。

えいやと行ってみたところ、メディアでよく見る青白い色をした温かい温泉がずうっと続いていて心が震えました。本物……ついに来た……と、感慨深くなります。

とはいえ、温泉といっても、地熱海水によって造られた人工の温泉。でも、ミネラル豊富で塩気たっぷり、磯の香りがして、よーく温まりました。

とにかく広い、気持ちいい、楽しい。風が強いと優雅さは半減しますが。泥パックのようなシリカを試したり、バーでビールを飲んだりして写真を撮っていると、あっという間に時間が経ちます。ホテルもあるから泊まればよかったなあと後悔しました。