頭痛や痛風もマスクが原因かも?

呼吸の目的は酸素を吸い込んで、二酸化炭素を吐き出すこと。人間は酸素がないと生きていけないので、呼吸によって酸素をつねに体の中に送り込まなければなりません。

ところがマスクをしていると、マスクの内側に二酸化炭素がたまります。酸素を吸い込もうとしても、マスク内の空気には二酸化炭素のほうが多いので、酸素が不足しがちになります。

またマスクをしていると、お茶や水を飲むたびにマスクを外さないといけないので、知らないうちに水分を摂る機会が減ってきます(写真提供:Photo AC)

体の中の酸素が少なくなると、体調悪化の原因になります。例えば、マスクを長時間していると頭が痛くなるという人がいますが、これは脳の血液中の酸素濃度が低下していることが原因かもしれません。

またマスクをしていると、お茶や水を飲むたびにマスクを外さないといけないので、知らないうちに水分を摂る機会が減ってきます。

水分不足になると、血液の粘度が高まり、いわゆるドロドロ血液になってしまいます。