105歳日野原先生も実践、うつぶせ寝の驚くべき効能

生活習慣の中で、食事と並んで大事なのが睡眠です。誰だってそれはわかっているはずですが、うまく眠れない人も多いでしょう。眠れない、夜中に目が覚める、寝ても疲れが取れない、睡眠時無呼吸症候群……睡眠の悩みは多様ですよね。

そこで、ぐっすり眠るための、とっておきの方法を紹介しておきましょう。

『長生きは小さな習慣のつみ重ね――92歳、現役看護師の治る力』(川嶋みどり著/幻冬舎)

 

それは、うつぶせ寝――。伏して寝るだけですが、その健康効果は絶大です。なにしろ日野原重明先生や複数の医学者の方々と一緒に、研究をしてきた方法ですから。

日野原先生は現役の医師を続けながら105歳まで生きられ、私は92歳。共にうつぶせ寝の恩恵にあずかったことは、間違いないと思っています。

研究者の一人、丸川征四郎医師は、その効果について、こう話されます。
「うつぶせ寝にしただけで体内の酸素量が増え、肺が健康な状態に近づいていく。しかも、うつぶせ寝には人工呼吸器のような副作用がありません」と。