紫苑さん(写真:『73歳、月5万円でますます快適! 「ちょうどいい」を自分で創る ごきげんプチプラ生活』より)
2024年1月に、年金額が昨年度から2.7%引き上げられましたが、物価高もあり、将来に備えてお金を貯めたくてもなかなか貯まらない…と悩む方も多いことでしょう。そこで今回は、年金月5万円でも楽しく暮らすブロガー・紫苑さんに、節約術やお金との向き合い方を教えていただきました。紫苑さんは「まず千円で買えるものを考えてみてください」と言っていて――。

千円の偉大さを知る

少し前に『三千円の使いかた』(原田ひ香 中公文庫)というベストセラーがありました。

祖母を含めた年代別、収入別でのそれぞれの節約ぶりを描き、「節約小説」として話題になりました。

「三千円の使いかたでその人がわかる」という切り口が軸で、それぞれが何を選ぶかを知るのも参考になりましたし、三千円で何が買えるかを考えることで、お金の使い方全般を考えさせられたものです。

ではここで、その3分の1の千円で買えるものを考えてみてください。

百均なら消費税込みでも9品、文庫本1冊ならお釣りがきます。

食品でいえば、鶏むね肉ならおよそ1キロ、魚なら刺身パック、旬の野菜なら何種類も、果物だってバナナやリンゴからその季節ならではの梨、イチゴ、ブドウと結構買えることに驚くはずです。