イラスト:小林マキ

寒暖差が激しいこの時期は、体調を崩しやすくなります。早めに対策して、長引かせないようにしたいところ。東洋医学の観点から不調に負けない体をつくるコツを聞きました(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)

季節に負けない生活術

1)頭痛・めまいのセルフケア

季節の変わり目に多くの人が悩まされる頭痛。

さまざまなタイプがあるなかで、特に多いのが頭の片側が痛む「片頭痛」、首や肩のコリからくる「緊張型頭痛」、そしてその両方の「混合型」です。

「片頭痛の予防には、サングラスなどで目への刺激を減らしましょう。痛みが起こったら額を冷やして。一方、緊張型頭痛は、首や肩を温めたりマッサージでほぐすのが効果的。ただし、混合型のことも多いので、どちらか気持ちよく感じる方法でOKです。また、めまいは日ごろから体を動かして、平衡感覚を鍛えておくことも予防になります」

(森先生。以下同)