知らないうちに「おせっかいな人」になっていないか?
例えば、誰かが「眠い」と言ったら、あなたはどんな言葉をかけますか?
「寝ていいよ」
「布団敷いてこようか」
「ドリンク剤飲む?」
いずれも、あんなことしてあげよう、こんなことしてあげよう、という相手への親切心からの言葉です。
しかし、相手の意向に沿っていないと、これらはすべておせっかいになってしまいます。
例えば、「眠い、だけど仕事頑張ろうかな」と思っているのに、「寝れば?」「布団敷こうか?」と言われたらどうでしょうか?
逆に、「眠い、だからもう寝る」と思っているのに、「ドリンク剤飲む?」と言われたら?
どちらにしても、「そうじゃない!」となりますよね。
たまになら良いですが、これが何回も続くとイライラしますし、「この人はわかってくれない」となるわけです。つまり、おせっかいは相手の心を先読みして、間違った提案をしてしまった時に起こるわけです。
もちろん、相手の気持ちに寄り添えていれば「気が利くなぁ」と好印象になりますが、
人の心を正確に読むのは難しいものです。
※本稿は『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(著:今井孝/幻冬舎)
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