ひとりで楽しむための攻略法

箱根の定番な遊び方といえば、美術館巡り、芦ノ湖湖畔で紅茶とケーキをいただいて遊覧船に乗る、「小涌園(こわきえん)ユネッサン」で一日遊ぶ、ロープウェイに乗って大涌谷で記念撮影して温泉卵を食べる……などがあり、どれをとっても思い出に残る楽しい旅行になると思います。

ただいつ行ってもにぎわっているため、ひとり温泉旅であれば、「この湯に浸かりたい」「この宿に泊まりたい」といったシンプルな目的だけで十分かも。

『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(著:永井千晴/幻冬舎)

贅沢な宿もたくさんあるので、思いっきり自分を甘やかす際に訪れてみてください。

熱海こそ、海辺を散歩するだけでも楽しいですし、BARめぐり、花観賞(梅や桜)、花火大会、秘宝館に熱海城に神社など、過ごし方は無限大。ひとり温泉旅も充実したものになると思います。

が、やっぱりいつもにぎわっている温泉地なので、ひとりで訪れるなら平日やオフシーズン(お祭りや海水浴のシーズンを外す)がおすすめ。

箱根と比べると、熱海のほうが塩が濃くてガツンとくる湯が多いので、温泉自体の個性を感じやすいですよ。