女性の自己肯定感は「キレイ」で上がる
日本は、残念なことに女性の自己肯定感が突出して低い国なんですよね。一方で、20代から50代の女性たちには、お肌がキレイになった時に幸せを感じるというご意見も多くあったそうです。お肌がキレイになると自分に自信が持てる。これ、実感です。
私は20代の時に一度「どん底」を見てるんですよね。
若い頃は肌荒れしたこともなかったので、自分の肌は誰よりも強いんだと過信していました。グラビアアイドルになってからも、太陽の光をいくら浴びても平気だったし、お化粧を落とさずにそのまま寝ることもありました。
でも、数年そんな無理を続けていた結果、気付いたときにはほうれい線がくっきり! 肌はただれるし、くすみも出てきてしまい、ネットには「MEGUMI 老けた」「MEGUMI ほうれい線」の文字ばかり。検索しては自分の劣化を突き付けられて愕然として、落ち込みました…。くすみを隠すために、メイクも濃くなっていくばかり。もうコンプレックスの塊です。
だんだん写真を撮られるのがいやになり、人に会うのもいや、外に出るのもいや、とどんどん引っ込み思案になって、本来の私からかけ離れた性格になっていってしまいました…。そのときはまだ30歳前。この先自分はどうなってしまうんだろう?このままじゃ仕事もこなくなる、私はこれでいいのか?と悩みまくりました。そうしたら知り合いのヘアメイクさんがいろいろな美容法を紹介してくれたんです。
それまでも美容には関心がなかったわけではありません。でも、そのときの私は切実です。もうあっという間に美容にはまりました。とにかくキレイになりたい、その一心です。ありとあらゆる美容法を試して、コンプレックスを克服したい。いいと言われることはなんでもやりました。
失敗もありましたよ。なんの効果もないのにお金ばかりかかったことも。でも、努力を重ねるうち「私のお肌、少し変わったかも」と思い始め、試行錯誤を繰り返していたら、1年経ったころには人からも「最近、キレイね」と言われるようになってきて、8年目にはほうれい線は消えていました。
そして、失っていた自己肯定感がぐんと上がったんです。