心の健康のために必要なこと
自分でも致命的だと思うのは、「病院に行かないこと」です。今まで何度もケガをしてきたと書きましたが、ほとんど病院を受診しないで治しています。
腰痛は何年も痛みが続いていたので、診てもらえば何らかの診断名はついたでしょう。左足の薬指を痛めたときも、完治に4ヵ月ほどかかりましたが受診していません。ひどい風邪も自力で治しますし、健康診断を受けたのはもう20年ほど前です。
なぜこんなに病院嫌いなのかというと、63歳で亡くなった母のがん闘病が影響しています。母は卵巣がんでしたが、誤診が続き、病名がわかったときにはステージIV。手術や治療のために入院し、一度も退院することなく苦しんで亡くなりました。
父は嚥下機能が低下して胃ろう手術を受けましたが、今は人の顔を目で追うのがやっとで会話ができません。
私は両親の受けた医療を目の当たりにし、管につながれた状態で死ぬのではなく、自然に命尽きたいと考えるようになったのです。