その映画のあと、なんとクロード・ルルーシュ監督の映画に出演。
――いやぁ、ワンシーンだけですよ。世界中が自然災害か何かでパニックになるという設定の『マイ・ラブ』という映画で、世界各地から被害の報告が入る。その中の日本人ニュースキャスターの役で、日本語でニュースを読んだだけ。
日本に帰国後、『パリの中国人』が日本の新聞で報じられたのがきっかけで、TBSの『樹氷』というドラマに出たり、いろんな作品に出ましたけど、主演をつとめるようになったのは40代になってからですね。
初主演作は平山秀幸監督の『ザ・中学教師』(92年)で、校内暴力や非行の問題を抱えた中学校の教師の役でした。
この映画が毎日映画コンクールで主演男優賞を受賞したりとかして、それからは映画出演の話が増えましたね。
長塚さんが出演する映画『お終活 再春! 人生ラプソディ』は5月31日より全国公開
長塚京三さんの記事が掲載されている『婦人公論』6月号は好評発売中!