立場が変わると見えるもの〜親と子の役割を交換してみる〜
ご家庭での会話をすればするほど、お子さんの語彙力も伸びていきます。
ここで、ご家庭での会話を盛り上げる工夫を一つご紹介します。
それは、ときどき、親と子の立ち位置、それぞれの役割を交換してみることです。
例えば、「お子さんに親の相談相手になってもらう」ことも一案です。
ご家庭での役割が入れかわることで、関係性が変化します。
「今日、買い物中にこんなことがあって、困っちゃったんだけど……」とお子さんに相談してみてください。
きっとお子さんは喜んで、そしてとても親身になって助言してくれるはずです。
お子さんからの助言に対して、さらに掘り下げていろいろな発言を引き出せると、意外なヒントを得られるかもしれません。
※本稿は、『話す力で未来をつくる ~プレゼンアドバイザーが伝える 子どもの思考力 判断力 表現力を伸ばすチャレンジ~』(WAVE出版)の一部を再編集したものです。
『話す力で未来をつくる ~プレゼンアドバイザーが伝える 子どもの思考力 判断力 表現力を伸ばすチャレンジ~』(著:竹内明日香/WAVE出版)
日本人の多くが苦手な「人前で話すこと」。
人前で話すことや、プレゼン、発表が苦にならず、自分の意見を伝えられるようになるために、親子でできる日々の実践例を紹介します。